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ほかにも「授業での活用事例の創出・共有」「コンテンツのリッチ化」「子供たちが ICT を適切・安全に使いこなすことができるようなネットリテラシー教育」など、効果的なICT教育を推進するためのさまざまな取り組みが求められています。. ICT教育には、デメリットもあります。生徒も教員も悪い点も頭に入れておくことで、正しく活用することに繋がるでしょう。. 大きなメリットの1つ目は、板書やプリント準備時間が削減できる点です。今まで板書していた部分をタブレットで生徒側と共有すれば、何度も同じ内容を黒板に書く手間が省けるでしょう。.

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その自画像を集めて、クラスの集合写真を作りました。するとなんともいい味が出て、子どもたちはそれを見てチームとしての一体感を抱いたようです。作った自画像は、他でも使うことができます。例えば、みんなで意見を共有した時に「いいね!」マークの代わりに使ったりしています。. ICTツールに関しては、別記事「 働き方改革を実現するために有用なITツールの種類と活用事例 」でも詳しく紹介しています。自社の課題やニーズに合ったツールを選ぶことで、コスト削減や生産性向上につなげることができます。ITツールについて詳しく知りたい方は、あわせてご覧ください。. 小中学校の7割、授業でパソコン・タブレット活用. どちらにも長所と短所がありますが、大規模な遠隔授業を行いたい場合は、接続の安定性が確保できるテレビ会議システムが有用だといえます。反対に、1対1のシチュエーションや少人数での授業には、パソコンなど小さい端末でも行えるWeb会議システムが効率的です。. 画像や動画は生徒の関心を引きやすいですので、学習する際のモチベーションアップ効果が期待できます。文字だけよりも情報を的確に伝えられるため、正しい理解に繋がりやすいでしょう。. 今の子どもたちが大人になる時代には、日本は人口の減少により労働力が圧倒的に不足することが予想されています。一方で「AI(人工知能)」が飛躍的な進化を遂げ、不足した労働力を補うにはコンピュータに頼らざるを得なくなるでしょう。そのためには子どもたちがコンピュータを使いこなす情報活用能力が不可欠です。子どもたちが将来コンピュータを使いこなせなかったら、社会が維持できなくなってしまうおそれすらあるのです。. 下のグラフ1は、東玉川小学校で行われたタブレット端末を利用した授業の回数を教科別に整理したものです(「ガイドブック『1人1台の情報端末。ここから始めてみませんか?』改訂版」より転載)。. 各ソフトにはそれぞれの機能があり、できることも違いますが、「モニタリング系」「思考共有系」「教材系」違うジャンルのソフト・システムを組みあわせて使うことで、授業をもっとスムーズにすることができます。 当サイトで紹介した6つの製品のうち、「モニタリング系」と「思考共有系」と「教材系」でジャンル分けしてご紹介します。.

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タブレットの機能や使い方、指導原則までポイントをおさえられる!. グループで1台のパソコンやタブレットが活用できるようになったら、いよいよ1人1台環境で個別学習に取り組みましょう。. 「この写真は、撮っていけないよ」ということをその都度教えていくと、自然と情報リテラシーを身につけていくことにもなります。. 高学年になると、自分の考えや意見を書く機会も多くなります。しかし意見文は身近なものではなく、堅苦しくてメッセージが伝わりにくいと感じる子どももいることに気づきました。そこで、グループで動画を制作し、自分たちのメッセージを伝えてもらうことにしました。. 書き込み機能||画面上に線や文字を書くことができる|. プログラミング教育の必修化に伴いパソコンが導入されるだけではなく、小学生などタイピング能力がまだ不十分であっても直感的に利用できるiPadをはじめとするタブレットも導入されています。. ICT教育は、今後も広がりを見せることが予想されています。 ICT教育を導入することによって、ひと昔の教室では考えられなかったような授業ができるようになってきました。. 遠隔授業は目の前で講師が授業するわけでなく、スクリーン画面を通して授業を受けることになります。したがって、 長時間の講義になると目や耳が疲れやすい というデメリットがあります。. また、こうしたスキルは以前にはなかった能力であり、教員は研修を受けるなどして新たに学ぶ必要がありますが、研修の受講状況にも自治体によって大きな差が見られます。. ところが、日本の子どもたちの情報活用能力が海外に遅れをとっていることが、数年前から問題視されています。たとえば、OECD加盟国を中心に3年ごとに実施されている国際的な学力調査(PISA)は、2015年から「コンピュータ使用型調査」に移行しました。そこでは、コンピュータの画面上で課題文をスクロールして読む、あるいはキーボードを使用して解答を入力するなどの操作が求められます。その結果、一部の分野で日本の順位が低下していて、日本の子どもたちがコンピュータに不慣れなのでは、という可能性が指摘され始めたのです。. 中学校でのICT活用例・授業支援システムの導入事例. 同省による「教育のICT化に向けた環境整備5か年計画」では、学習用のコンピューター整備の目標値は「3クラスに1クラス分程度」なのに対して、2019年3月時点の全国平均では「1台に対して5. ICT教育のメリットには、生徒が主体的で協同的な授業ができることも挙げられます。一方的に先生の話を聞くだけではないため、授業を受けることが楽しくなるでしょう。.

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◇小学校1年生国語、中学校2年生技術・家庭科など、それぞれの学年や教科の事例が満載!. なぜ学校でタブレット導入が進められているのか?. ・小6国語「『鳥獣戯画』を読む」ICT活用の授業アイデア前編|樋口綾香のGIGAスクールICT活用術㉑. 学校でのタブレット端末の活用とその効果等について研究するため行われたいくつかのプロジェクトを紹介します。総務省は、2010年(平成22年度)から、「フューチャースクール推進事業 」を開始しました。この事業は、実証校である全国の小学校10校、中学校8校、特別支援学校2校の全児童生徒と全教員に、1人1台のタブレット端末を配備し、学校現場におけるICT環境の構築、運用、利活用について検証を行うものでした。. GIGAスクール構想によって、高校や大学だけでなく小中学校でもiPadをはじめとしたタブレット授業の導入が広がりました。タブレットを使った授業は生徒にも先生にも多くのメリットをもたらし、学習効率を向上させてくれます。しかし、有効なタブレットの使い方を知らないままでは、意図した効果を得られなかったり逆効果になってしまうことも。. アイデア4:似顔絵で作るクラスの集合写真. メリットの大きいICT教育には、デメリットもあります。. ・小学校5年生社会「社会を変える情報」. すべての教師と教科で使える、学習場面別の効果的なパソコン・タブレットの活用事例 | 特集. 信州大学学術研究院 教育学系・助教。公立小学校教諭、主任教諭等を経て、常葉大学教育学部・専任講師、静岡大学教育学部・非常勤講師等を務めて現職。文部科学省のGIGAスクール構想に基づく1人1台端末の円滑な利活用に関する調査協力者会議の委員等も務め、情報教育やICT活用授業などを研究している。. タブレット活用で場所にとらわれない個別学習の実現. Review this product. まだICT機器を使い始めて日の浅い2年生にiPadの操作を習得してもらうという目的も兼ねて、カメラ機能を活用した図書館ビンゴゲームを行いました。子どもたちは、図書館に行って「主人公が男の子の本」や「アメリカの本」などのテーマに沿った本を探します。それをカメラで撮影して、あらかじめ教員がKeynoteで作ったビンゴのフォーマットに当てはめていきます。. 新学習指導要領の全面実施に向け、教育のICT化をどう実現し、子どもたちの情報活用能力をどう鍛えるかが、現場の大きな課題。そのためには、NHK for Schoolの番組やクリップ動画をタブレット端末で活用するのが最適! 拡大機能||画面を大きく拡大して見ることができる|.

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授業支援は、授業の進め方を前提にして、さまざまな機能が準備されているので、機能の特徴を良く把握していることがポイントです。. 出典:文部科学省(2021)『GIGAスクール構想に関する各種調査の結果』 (2021年11月30日参照). いよいよタブレットを使って調べ学習を行う。生徒たちは、国名や国旗の由来をネットで検索していった。. ここで大切なのは、ICTの活用自体が最終目的ではない、ということです。1人1台端末と高速インターネットを道具・手段として私たちが目指すのは、これからのSociety 5.

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これから大きな広がりを見せようとしている教育現場でのタブレット活用ですが、まだまだ実績やノウハウが少ないのも事実です。. 実務者研修の受講は介護福祉士国家試験の受験資格として義務付けられており、すべての受験者がこの実務者研修を受講しなければなりません。とはいえ、受講生は全国に散らばっており、すべての地区で均一なクオリティの集合研修を行うのは困難でした。そこで同法人はオンライン授業システムを活用した映像配信システムを導入しています。. 2つ目は学校のICT環境の整備遅れです。2019年3月時点で、教育用コンピュータ1台当たりの児童・生徒数は平均5. この事態に対応するために学校では、ICT(情報通信技術)環境を整備し、IT人材の育成が求められています。. 平泳ぎのフォームを動画撮影。見比べながら練習する. また、音楽の授業では、合唱している様子をタブレット端末を使って撮影し、その場で電子黒板につないで、全員で見返すような取り組みも見られました。カメラ付きのタブレット端末は、電子黒板への投影が簡単なため、これらの利点をうまく使った授業がなされていました。. 昼休みには生徒たちがタブレットPCを自由に利用し、ドリル教材を友達と一緒に解くなど、主体的に学ぶ姿が見られるようになった。情報が近くにあることで、生徒たちのモチベーションが高くなったと感じています。. タブレット 授業 活用例 中学校 数学. 具体的には、 バングラディッシュ在住の講師による授業を実施 したり、 フィールドワークの訪問先と継続的に交流 したりという用途に活用しています。. タブレットを使うことで、今まで行われていたプリントの配布を減らし、デジタルデータで配布することが可能になります。その結果、学校で使う印刷物の量が減り、環境に優しいペーパーレスな学習環境を用意することができます。また、教科書のデジタル化が進むと、複数ある紙の教科書を持ち運びする負担が無くなり、タブレット1台に収まってしまう点もタブレットのメリットといえるでしょう。. 従来とはまったく違った使い方が、デジタル教科書では可能になるのです。. 日本では学校の授業(国語・数学・理科)でデジタル機器を「利用しない」と答えた生徒の割合は約80%にも達しています。また、コンピュータを使って宿題をする頻度もOECD加盟国中最下位でした。このように世界的に見ても日本の学校におけるICT活用の遅れは深刻です。. 様々なタイプの教材を、一つの機器で提示できるため、機材の準備や提示資料の切り替えの時間も短縮でき、スムーズな授業運営にも効果を発揮します。. Web会議システムは、パソコンやタブレットなどにソフトウェアをインストールし、オンラインでやり取りをするものです。一方でテレビ会議システムは文字通りテレビを使い、専用の端末や回線でコミュニケーションを行います。. 最後はタブレット活用による主体的な協働学習の実現の例を見ていきます。ここでは学校のタブレット活用による協働学習の具体的な事例も交えて、ご紹介していきます。.

1 「教師用タブレット」を使ってみよう! ◇GIGAスクール構想のポイントがキーワードでよくわかる!. ポイント1:メインコンピューターとタブレットの連動. また、板書をスライドで映写したり、黒板に書いた板書を写真に撮って保存し、次の授業の際に前時の振り返りとして使ったりするのも効果的です。教師の中には、児童生徒が書いたノートを写真に撮って、その場で黒板に写す使い方も多いです。算数の答え合わせの際など、児童生徒が黒板に自分の答えを書き写すよりも、ノートを直接見せる方が早く、時間短縮につながります。. 遠隔授業のメリットとして一番大きいのは、都市部から離れた遠隔地でも質の高い教育を受けることができるという点です。. 1 事例① 小学校1年生活科「むしむしくいずをつくろう」. タブレット 授業 活用例 小学校 6年生. Q 2 一日最大利用可能な時間はどれくらいでしょうか? ICT教育には多くのメリットがあります。. 国語の授業では、「詩を読んで味わう」活動がたびたび行われます。ただ高学年になると、人前で読むことに抵抗を感じたり、音読に目的意識を持つことが難しくなってきたりします。. Q 5 ノートや黒板、ホワイトボードとどう併用すればよいですか?

③一人1台のタブレットを使い、インターネットで調べ学習. 生徒の手元にあるタブレットに、先生が共有したい資料などを表示させることで、自由度の高い作業を促せます。例えば、タブレットであれば紙と違って資料の拡大・縮小、画面への書き込みなどができます。.

Sun, 19 May 2024 07:37:47 +0000